国内では、IT業界の人材不足が深刻化しており、Webエンジニア・デザイナーの需要が増えています。
そんな中で、プログラミングを活用したホームページ制作スキルを身につけようとする人は少なくありません。
こちらの記事では、ホームページ制作に必要なプログラミングや勉強方法などを解説します。
今回の記事を通して、どのようなプログラミング言語が必要なのか理解できるので、ぜひ最後までご覧ください。
ホームページ制作に必要なプログラミング言語
ホームページを制作する際は、サイト内に画像や動画などを埋め込むケースがあります。
そのときに、必要となるプログラミング言語は、下記の5つです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
- Java
ひとつずつ解説していきます。
HTML
HTML(HyperText Markup Language)とは、ホームページを作成するために作られたプログラミング言語です。
別名「マークアップ言語」とも言われており、テキストに見出しや箇条書きをつける役割があります。
そのほか、HTMLの効果は下記の通りです。
- リンク先の指定
- レイアウトの指定
- 画像・動画の埋め込み
ホームページを制作するにあたり、どのように画面表示させたいか指定できるファイルと覚えておきましょう。
CSS
CSS(Cascading Style Sheets)とは、ホームページの装飾設定で必要となるプログラミング言語です。
別名「スタイルシート」とも呼ばれており、デバイスに応じてスタイルを指定できます。
CSSを活用する効果は、下記の通りです。
- 背景の色を変更できる
- SEO対策の効果がある
- 文字の色やフォントを変更できる
ほかには、ホームページのデザインを、ひとつのシートだけで一括管理できるため、簡単にメンテナンスできます。
そのため、CSSはさまざまなメディアで活用されている点を覚えておきましょう。
JavaScript
JavaScriptとは、ホームページに動きをつける際、用いられるプログラミング言語です。
ブラウザとエディタ環境さえ整っていれば、初心者でも始めやすい点が特徴として挙げられます。
また、JavaScriptの機能として、下記の2つが挙げられます。
- スライドショー(画像が自動送りされる)
- ポップアップウィンドウ(ボタンを押すと別画面が表示)
アプリやシステム開発の際に、バックエンドとして活用されるケースもあります。
ほかにも、検索機能やソート機能など、多様な機能がある点を覚えておきましょう。
PHP
PHP(Hypertext Preprocessor)とは、ホームページを訪れたユーザーによって表示内容が変わる「動的コンテンツ」の制作に適しているプログラミング言語です。
訪問ユーザーの時間・位置・デバイスによって、表示される内容が異なります。
PHPが活用されている事例は、下記の3つです。
- SNSの作成
- ECサイトの構築
- WordPressのカスタマイズ
HTMLやCSSと組み合わせて使用されており、多くのエンジニアから人気のある言語です。
Java
Javaは、応用力の高さから、世界中で人気の高いプログラミング言語です。
どんな環境下でも、基本的に利用することが可能です。
実際に使用されている場面として、下記の3つが挙げられます。
- システム開発
- ホームページ開発
- アプリケーション開発
利用時にはフレームワークがあるため、ライブラリを活用して容易にホームページを制作できるでしょう。
プログラミングを活用してホームページを制作するステップ
次に、プログラミングを活用してホームページを制作するステップを5つ解説します。
- ファイルを作成
- ドメインを契約
- サーバーを借りる
- サーバーとドメインを紐付け
- サーバーにファイルをアップロード
それぞれ解説していきます。
ファイルを作成
まずは、HTMLやCSSなどのプログラミング言語で、ホームページの構成ファイルを作成しましょう。
コードを入力する際は、下記のどちらかを活用します。
- テキストエディタ
- デフォルトで搭載されているメモ帳
ホームページの中で、動きのあるコンテンツがない場合、JavaScriptファイルは不要です。
ドメインを契約
次に、ホームページ制作で必要となるドメインを契約しましょう。
ちなみに、ドメインとは「インターネット上の住所」と呼ばれており、ホームページがどこにあるか判別するための情報です。
契約の際に、誰かが先に同じドメインを使用していた場合は使えないので注意しましょう。
サーバーを借りる
ドメイン契約が完了した後は、サーバーを借りる必要があります。
サーバーとは、インターネット上に存在するデータ保管庫です。
ホームページ制作担当者は、事前にHTMLやCSSなどのファイルをサーバ上にアップロードする点を覚えておきましょう。
サーバーとドメインを紐付け
ドメインとサーバーの手続きが終わると、紐付け作業を行います。
その際、IPアドレスとドメイン名の紐付けが必要になるため、ネームサーバーを申請します。
ネームサーバーは、初期登録料金や月額料金が発生するものがあるので、確認しておきましょう。
サーバーにファイルをアップロード
サーバーとドメインの紐付けが完了し、サーバー情報も登録できたら、ホームページの構成ファイルをアップロードしましょう。
ちなみに、サーバーへ情報を登録する際は、FTP(File Transfer Protocol)ソフトを使用します。
FTPは、ファイル転送に欠かせない通信規格のひとつと覚えておきましょう。
ホームページ制作で必要なプログラミング言語の勉強方法
ホームページ制作で必要なプログラミング言語の勉強方法は、下記の2つです。
- 無料の学習サイトを利用する
- プログラミングスクールに通う
それぞれ解説していきます。
無料の学習サイトを利用する
プログラミング言語の勉強は、無料の学習サイトから学ぶことができます。
無料学習サイトの例は、下記の通りです。
- Progate
- CodeMonkey
- ドットインストール
サイトによって、ゲーム感覚で学べるものや、動画形式で学べるものなどさまざまな種類があります。
サイト毎で特徴が異なるので、自身のライフスタイルや性格に合ったサイトを選びましょう。
プログラミングスクールに通う
ホームページ制作は、プログラミングスクールに通って学ぶ方法もあります。
プログラミングスクールに通うべき人の特徴は、下記の2つです。
- 学ぶモチベーションを保てるか不安がある
- ホームページ制作に必要なプログラミング言語を最短で習得したい
料金は発生しますが、プロから直接教えてもらえる点はメリットといえます。
ホームページを制作した後に気をつけること
ホームページの情報は、定期的に更新する必要があります。
制作しただけで、その後の更新やチェックを怠ってしまうと、ユーザーの信頼を落としてしまうかもしれません。
イベントの最新情報やキャンペーン情報など、積極的に発信して、ユーザーの興味を引き続けましょう。
まとめ:自社に適したプログラミング言語を活用しましょう
今回は、ホームページ制作に必要なプログラミング言語や勉強方法などをお伝えしました。
ホームページ制作で必要となるプログラミング言語は、下記の5つです。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
- Java
本記事で解説した制作ステップや注意点なども参考にして、自社に合ったプログラミング言語を活用しましょう。
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